マイナーな山だが、この日は他にも登山者がちらほら。トレースは前日入りしていた登山者が付けてくれていたようだった。十石山の樹林帯が長いとは聞いていたが、想像以上に長いなと思いながら先へ先へと進む。雪が深くなってきたところでフカフカを味わいながらもラッセル、ラッセル、そしてラッセル。後半はスノーシューに履き替え、野うさぎの足跡を追って楽しんだ。うさぎもしっかりRFしている、頭いいなぁ。
そんなことをしていると、青空が広がり、遠くには上高地方面の山々が見え始める。(そういえば霞沢にも行けてない)樹林帯を抜けてからは夏道を避け、トラバース気味に山頂を目指す。前方から滑って来たスキーヤーが「最高ですよ」って。そのときは分からなかったが、本当に「最高」の景色を見ることができた。たぶんかなり長いこと山頂にいたけど、もっといたいと思わせてくれるような景色だった。まだまだ行かなければいけない山が多いので、来年に期待したい。
乗鞍、穂高の山々。すっかり白くなった。
Comments