2021年の夏
2021年8月17日、降り続く雨天の中から3年の菅原がお送り致します。
例年ならお盆前後は絶好の登山シーズン!ですが、今年はそうはいきませんね。
本当に残念なのですが、今年の都留文科大学ワンダーフォーゲル部の夏合宿は中止という運びとなりました。理由は皆さんもお分かりかと思います。そうです、部員みんなで食べたバナナが腐っていたのです。違いますね。コロナウイルスです。
今年は1年生が20人超と信じられない程入部してくれました。山登り経験者も、そうでない子たちも、ワンゲルで登る山を楽しみにしてくれていました。2年生は去年山行に行けなかった分、今年こそは・・・!と期待を膨らませていたことでしょう。3年生はワンゲル最後の夏、たくさん増えた後輩と共に大学一番の思い出を作ろうと思っていました。新歓山行や新人合宿、夏歩荷を経て、部員同士の結束も強まってきたと思います。満を持しての夏合宿!だったのですが、、
もしコロナウイルスの感染拡大が2カ月、いや1カ月ずれていたら、行けていたかもしれません。もしワクチンの接種があと少し早く出来れば、もし世論がコロナなんて気にするな!になっていたら、、
本当に悔しい思いでいっぱいです。が、今はみんなが一団となって耐えなければいけません。少しでもコロナで苦しむ人を減らすために、そして少しでも医療従事者の方たちの負担を減らすために。
こういった事態になると、いつも過ごしていた平安な時代がどれだけ恵まれていたか分かりますね。自分を生かしてくれていた全てのものに感謝です。
山は偉大です。人の迷いなど関係なしに、いつも変わらぬ姿でそこにいます。きっと、これからも私たちをずっと見守ってくれているでしょう。いつかまた安心して登れる時がきたら、部員全員で山行に行きたいです!
以上、お読みの皆さんも、くれぐれもご自愛ください。
止まない雨はありません。もう少し、一緒に頑張っていきましょう!
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